最近「おバカ」がブームだそうで
クイズ番組でも答えられない方を面白がっているような……?個人的には「日本の義務教育は大丈夫なんだろうか…」と不安になってしまうことも多いのですが。
そんな中、ある「おバカ」なタレントさんの今日のブログ記事にこんなことが書いてありました。
(夏が来てもあっという間に過ぎてしまうと思うので、くる前に先に言っておきます、との注釈付きで) 太字部分が原文のままです。
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さよなら(;_;)
また会う日までヾ(;_;)
ΙKUZOっ!(;▽;)
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↑の☆の間3行の文章の一文字目を縦読みさてください。
「さまー」の折句になっているんですね。
でも最後の「ー」はアルファベットの「I」です。「ー」と「I」は違う文字ですから、厳密には折句とは云えません。横書き縦並びにして初めて意味をなす訳ですから、かなり状況限定のものなのですが、私はこれに頭を殴られたような衝撃を受けたのでした

私はしばらく「さまー」が分かりませんでした。私の目には「I」は「アイ」にしか見えなかったからです。私の固くなった頭では「I」は「アルファベットのアイ」としか認識しなかったのです。
この発想は子供のものです。それも色々なことを覚え始めて、自分の限られた知識の中で何かを表現しようとする子供特有のものです。
このタレントさんは「頭が悪い」のではなく「知識がない」だけなのだ、そう思いました。
話は少し変わります。
TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)という究極のごっこ遊びがあります。
簡単に云うと、数人が集まってキャラクターを作り、それぞれがそのキャラクターになりきって「冒険者のごっこ遊び」をするのです。当然コンピューターゲームのキャラクターのように、それぞれの能力を数値化して遊びます。
そのステータス(能力)の説明をする時に、次のようなたとえ話をします。
「君が道を歩いていると、向こうから車が猛スピードで突っ込んできた。
あの車はトヨタマークXで佐藤浩市がCMをしている、と判るのがインテリジェンス(知識)
あのスピードでぶつかったら、死んでしまうかもしれない。よけなくては!と考えるのがウィズダム(知恵)
飛びすさってよけよう!としてジャンプする力がクイック(敏捷性)
腕力で止めよう!とするのがストレングス(力)
ウインクして運転手を悩殺してみよう!とするのがチャーム(魅力)
最後は神頼みさ!と開き直るのがラック(幸運)」
つまりこのゲーム世界では「頭が良い」には二種類あるのです。インテリジェンスが高いかウィズダムが高いか、です。
私は思うのです。
この情報社会において知識は割り合い簡単に得られるものだ、と。
でも知恵は、情報社会だからこそ意識して磨かなくてはならない、と。
知っていることを使うことの出来る頭を作る…それは時には取捨選択であったり、逆転の発想であったり、置き換えであったり。ともすれば知っていることだけで満足して終わってしまいがちだから、もう一歩踏み込んで使いこなさなかったらもったいない、と。
先に挙げたタレントさんは、ここしばらくのブログを読んでみても、ウィズダムは決して低くないのだと思います。もうしばらく応援しようかな、と思ったのでした
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